コロンビアからの帰り道

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コロンビア旅行記(6)

コロンビアからの帰り道

楽しい滞在も終わり、とうとうる日がやってきました。旅行記もそろそろ終わりに近づきました。

そうそう、る便をコンファームしようとコロンビアで挑戦してみましたが、コロンビアの航空会社は、『アメリカまでの便はコンファームするけど、その先は知らんよ』と言ってきたので、そんなことあるか?と思いつつもニューヨークに住んでいるおばさんの娘にメールを送って、『コンファームしといてちょ』とお願いしておいた。念のため。

で、帰る当日、空港までおばさんに送ってもらい、チェックインをして空港内のコーヒースタンドで最後のコーヒーブレイク。そこでついでにお土産のコーヒーを5袋くらい買った。

おばさんに見送られてゲートをくぐり、こっから先は一人ぼっちだ。

まず、バスポートコントロールは無事通過。しかし、そこからが悪夢の始まりだった。

入国時と同じように、『鞄あけな』と言われ、台の上に鞄を上げてチャックを開けたところ、ほんとに全部見られた。着替え終わった服から何から全部。洗濯してないやつを。係官は女の人だったけど、そうゆう問題じゃないもんね。

そして、彼らは目ざとくいろんなものを見つけ出した。

最初はライター。確かに機内持ち込みはできないのはわかっているけど、預け入れ荷物にも入れちゃいかんかったみたい。でもそのライターは、バランキーヤの例のフォトハポンでもらったライターで、お土産に使おうと思っていたから『私日本人で、これハポンって書いてあるじゃない?ステキだから持って帰りたいの』と言ったけど無理でした。

次に見つかったのはカルタヘナで、当時の上司遠山さんへのお土産に買った楽器。形はマラカスに似ているけどたぶんギロという名前の楽器。椰子の実の表面に細い溝を何本も彫ってあって、そこを棒やブラシでこすって音を出すやつ。ジャッチャカジャッチャカみたいな音が出る。キレイに彩色もしてあってお土産にぴったりですよ。

で、問題はその本体ではなく、棒。私の買ったのは木ではなく金属で、確かに危険な感じもしないではない。
「はい、これだめ」と取り上げられ、私は「あーっ待って。やめて」と叫んでしまった。すると「これはナイフなんかと同じグループだからだめ」と言われた。しかしここでへこたれるわけにはいかない。

「これは、この楽器についているやつでしょ?これがないとこの楽器は演奏できないでしょ?私、日本に帰るんだよ、日本の家族や友達に、コロンビアのこと説明するのに、『この楽器はホントは音が出るんだよ』なんていえないでしょ。日本人はみんなコロンビアは変な楽器使うんだなって思うよ。そんなの嫌でしょ。これだけ持って帰って私はどうやって演奏すればいいの?お前が、棒をとりあげたと皆にいうぞ!」と力説したら、男の係官で英語が話せる人がやってきて

「よし、わかった。でも内緒だからね(ウインク)」

みたいなことがあった。ちょっとオエって気もしないでもなかったけど、気が変わらないようにと「グラシヤース!アミーゴ」と言っておいた。

そして最後に。

鞄と別にビニール袋に入れて持っていたコーヒーに彼らは気づいてしまった。
「あ、これそこの売店でさっき買ったコーヒー」
と私が言う間もなく、カッターナイフで全部の袋に切れ目を入れやがった!それも15cmくらい。

「あ〜!なんでそんなことするの?!そこだよ!すぐそこの、空港の中の売店で買ったコーヒーじゃん!」という私に、

「規則ですから」と今度は冷たくあしらわれた。

結局、ニューヨークに着くまでに、袋のコーヒーはチビチビとこぼれ、日本に帰るまでにはさらにこぼれた。
おばさんにあとから聞いたら、
『そうね。そうゆう時もあるけど、されないときもあるね。ま、運よ。』だって。

そしてそれを土産として友達に渡すときにストーリーを説明しても誰も信じてくれず。

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